HTTPからオブジェクト指向へ

午後から一年生の実習へ。
今回は違うクラスの番だったので、新しい学生たちを見ることになります。
とりあえず、前回も散々やったのに、CentOSの端末からemacsを起動するところからできていない人が多数。
まぁ、最初は「これが何をしているのか」(コンパイル、stdio.hのinclude、などなど)がわからないだろうし
動作を理解しているTAや教員からすれば「どうしてそこでそうなった…」なミスも、仕方ないのかな。
しかし変数宣言が関数の先頭でなくてもローカルでは動くんだな。C言語なんだけども。
なのに、提出してこっちのシステムに正誤チェックさせると構文解析でエラーが出るという。しかも解読不能
問題点だと思いました。


実習の終わりのあたりで、ゼミナールのグループにいた子に廊下で「○○研の方ですよね」と声をかけられた。
そこから色々と話している内にどんどん一年生が集まってきて、最終的に7人くらいになっただろうか。
研究室配属やゼミナールについてなど色々と質問をしてきてくれた。頼られるのは嬉しい。
全員に名前や所属(ゼミナールのタームやサークルなど)を聞いたので、今後の繋がりも期待できそう。
もう興味を持っている研究室があるという子がいたので、とにかく先生に会って話をするよううながしたりしましたが
もし踏ん切りがつかなかったら私がどうにかしてあげるからと言っておきました。
だって、せっかくここに入ってできることを見つけられるんだもの。
興味があるんですって言われて嫌な顔するような先生はいないし(もしいたとしたら背中を押したりはしない)
いい方に事は運ぶと思うんだ。


そのあと研究室ではメールチェックしたりファイルの整理したり。
Wicketの本は、ほんとに最初の最初を読んでみました。
矢野勉さんがプログラミングに対してどう構えてきたか、そしてどういう思いでこの本を書いたのか、
うんうん、と頷きながら丁寧に読みました。
とりあえずわかったことは、WicketはこれまでのstrutsのようなHTTP(request&response)的なフレームワークではなく
極力設定ファイルとしてのxmlを排除し、Javaプログラムだけで動的に処理を行っているフレームワークだと。
とにかく「オブジェクト指向」という言葉が大プッシュされてました。
strutsのようなフレームワークだと、限界があるみたい。
とりあえず私が今まで読んでたWTPに出てきたようなものとはまず概念から違うようなので、
気持ちを切り替えて読んでいこうと思います。


しかし、そろそろ自分がゼミで研究の進捗状況を発表しなければいけないかもしれない。(当初より早まった)
どうしよう、とりあえずWTPの本の内容をまとめるのと…
それと、私の根本にある、目標のこととかも話した方がいいかな。