プログラミング学習の支援について4年の春休み中もやもやとしていること

私の通っている大学は、院生をTA(Teaching Assistant)としてアルバイトさせてくれるシステムがあります。
どこの大学にも似たようなものはあると思いますが、主に授業や実習の補助(質問に答えたり、レポートをまとめたり)ですね。


自分がプログラム実習を履修しているときも、余裕があれば周りの友達に教えたり、プログラムのバグ取りを一緒にしたりと、TAみたいなことはしていて、それが楽しかったのです。
だから学部三年のとき、一年生の実習の部屋に行き
「入ってもいいですか」
と担当の先生に聞いて
「いいよいいよ、むしろ手伝って」
と言われ、とても嬉しかったのです。
それ以来週3コマの実習に参加することになりました。


もちろん正規のTAの方々に比べて知識や技術も劣りますが、それでも、困っている学生を助けることもできて
「やった!」
とか
「わかった!」
とか
「ありがとうございます」
とか言われると、ものすごく嬉しくて、ものすごく達成感を感じて、
例えお金がもらえなくても、ぜひ続けていきたい、と思ったのです。


自分が、プログラミングしていて感じた「魔法みたい!」という気持ち。
なんでもできそうな気がして、わくわくする気持ち。
それを
「またエラーかよーもうやだ」
なんて言って諦めちゃったり、
「よくわかんないよな、頭のいい奴のやるもんなんだろ?」
なんて言って避けちゃったり、
そういうのが少しでもなくなればいいなと。
もちろん嫌なのに強制はしませんし、向き不向きもあるかもしれません。
でも、少しでも「やってみたいな」っていう気持ちがあるなら
それが消えてしまうのは、今の情報科学という分野の充実さからすると、とてももったいないと思うのです。


偉そうに色々書いていますが、私はただ大学で授業を受けただけで
実務経験があるわけでもないし、ましてや社会に出てすらいません。
だから、夢うつつなこと抜かしてるかもしれない。ごめんなさい。


とりあえず、プログラミングの指南本は山ほど出ていますし、別に最強メソッドなんてものを考える気はないのですが
せめて学内だけでも、うちの情報科学科に来た一年生や二年生にだけでも、何かできたらいいなぁ。
そうすると、授業のカリキュラムに即したサポートがいいのかもしれない。


課題の期間が終わり次第、解説とか解答例を公開するとか。
でもこれは学校側に咎められるかもなのです。サボるやつが出てくるだろ、みたいな。


じゃあ類題を作って解説する?
それも、全部やっている時間はないので、絞っていかないと。
例えばC言語ならポインタとか構造体の動的リストとか、概念自体でつまづきやすいのはこのへん?
概念以外ですと、if文の組み方とか変数の名前とか、教科書にあまり書いてないところらへん。


やるとしたらここ(はてなダイアリー)ですかね。


とりあえず、来年度から院生になる私は
めでたく正規のTAとして採用していただけることになりました。
希望通り、一年生の実習と、二年生の実習で、週3コマ。
今までと変わらないので、そんなに時間的圧迫は感じないはず。


もやもやの吐き出しおわり。