小谷元彦展 幽体の知覚 に行ってきた

国立新美術館でのメディア芸術祭のために六本木に行ったのですが、せっかくなので六本木の森タワー53階にあります森美術館
小谷元彦展 幽体の知覚 Odani Motohiko : Phantom Limb」
http://www.mori.art.museum/contents/phantom_limb/ (森美術館HP)
こちらの企画展に行ってきました。
森美術館は、いつも大変興味深い現代美術の企画展を催しています。入場料は、一般は1,500円ですが、学生は1,000円。しかも同チケットでシティービューエリアに入ることができ、東京を一望することもできます。私も、興味のあった企画展には何回か訪れています。

正直今回の「幽体」という言葉から、私はいわゆるオカルト的なものを想像してしまいました。てっきり、幽霊や妖怪の姿でも展示されているのかと。
しかも小谷氏は学生時代彫刻を専攻しており、彫刻という言葉にどうも古臭い、理解しがたい、というイメージがある私には、あまり行く気はしなかったのです。
しかし、本屋で立ち読みした美術手帖に紹介されていた作品のいくつかを見て、どうもただのオカルトや彫刻ではないぞ、と思い俄然興味が沸いたのです。


前置きはこのくらいにして、展示物についてお話したいと思います。
館内は絶対に撮影禁止(エリアが変わる度に注意喚起の立て札があったほど)、更にパンフレットもないため、記憶に頼って書いていきます。
一応カウンターで音声ガイドを借りたので、作品の解説、作者の思いやコンテキストなども、なるべく詳しく書いていこうと思います。
かなり詳細に書いていますので、これから見に行こうと思っている人にはあまりおすすめできないかもしれません。ネタバレに注意して下さい。


まず入り口に入ってすぐに、壁に大きく引き伸ばされた5枚の写真が目に入ります。
展覧会のタイトルでもある「Phantom Limb」というこの作品には、憂いを浮かべる少女の、目を伏したり、こちらをじっと見たり、そんな姿が写真に収められています。
また、少女の手首から先は赤く染まっており、遠くから見るとまるで手が切断されているように見えます。
しかし実際には、ラズベリーの実を握りつぶしているだけ。
「子供の頃、食べ物で手が汚れたりしたときのあのなんだかおかしい感じは、大人になった今、「汚い」「気持ち悪い」と感じるようになった。」
音声ガイドから作者の声が聞こえます。
いやもう初っ端から「彫刻!?」「幽体!?」となるわけですが、
そもそも「Phantom Limb」というのは、「体の一部が切断されても、そこに痒みや痛みなどの感覚を感じる状態」を表わす医学用語であり
このPhantom(幽体)は、お化けでもなんでもない。そこにないように見えるけれど、感じる、感覚。
今回の展覧会の趣旨を表わしているようです。


小鹿の剥製。しかしただの剥製ではない。四肢を矯正器具に支えられていました。
純粋さや愛嬌と共存する、残酷さを感じます。


隣には、人間の髪の毛を使って編んだドレス。
タイトルの「ダブルエッジド・オブ・ソウト」には、相手を思うが故に傷つけてしまう、「想い」の両端を表わしているらしいです。
死してもなお長いままでいる髪の毛、どこか生々しさがありますね。


ピアニストたちは昔、より上手く弾くために、自らの指を吊り上げる矯正器具を使っていたそうです。
「もっともっと、もっと上手く、もっと指を思いっきり、もっと!!」
痛みを伴いつつも、どこか優越感に浸ることのできる拷問器具。
小谷氏はそれを、バイオリンのようなデザインによって再現していました。きれいでした。


熊の剥製でできたドレス、そして天井からは矯正器具によって無理やり花開いた百合のオブジェ。
もう完全に彫刻関係ねぇ…と思うと、巨大な蝋の回転体に出くわします。
髑髏のような形をしている。表面は、トゲトゲ。
回転することによって生まれた遠心力を用いて、表面の突起達を表現したらしい。
壁際にも、その小さな仲間たちが飾ってあります。


次の薄暗いエリアには、天井からどろどろと落ちてきている…という感想が生まれそうな彫刻が飾ってあります。
壁際には小動物の歯を集めて作ったピストル、絵。
最初のエリアより、生きている感覚が少なくなった感じだ。死の中の生というよりは、生の中の死、みたいな。


隣の部屋には、またもや髑髏。天井から赤い液体を得て、その下では延々と渦が発生している。
横にある巨大な装置は、海上で下半身に身につけるスカートのようなもの。
なお身につけますと、完全に波に流されるだけですし、下半身はどんどん冷たくなって感覚は麻痺、上半身はむき出しですが何もない海の上でものすごい孤独や不安を感じるのです。
これはもう、拷問器具。


さて次のエリアからはけたたましい音が聞こえます。何かと思えば滝でした。
といっても本物の滝ではなく、円柱状になったカーテンの中に人が入り、投影された映像や音を鑑賞するという、インスタレーション
外から見ると、ただ滝の映像が円柱に映し出されているだけのように見えるのですが…
(中に入ったときの驚きを感じたい人は見ない方がいいかも。よければ下部を反転させて下さい。)
靴を脱いでカーテンの中に入ると、なんと床がない!落ちるっ!?
…と思ったら、鏡でした。おそるおそる中へ進む。
この空間、天井も鏡でできていまして、上下の巨大な合わせ鏡が構成されています。
しかも周囲は滝の映像が流れていますから、それが鏡に映ることによって、混乱しまくり。なんだか下から流れてきているような、上へ流れていくような、でももっと先は下に流れてて…
そして足元には、深い深い穴が開いていて、中にいる人たちはみんな、その底なしの闇に飲まれていく。
ひっきりなしに響くゴオオオオという滝の音、床が下降する感覚、そして足元には、闇。
ちゃんと区切りのよいところで入れ替わりが行われますが、あんなとこずっといたら気が狂いそうだ。
「時間を粘土のようにこねることができるのです」
と、音声ガイドは言っていました。これのタイトルは、「Inferno」。


次のエリアは、やっと「彫刻」という感じ。
でもやっぱり「生き物の移動、変化、圧力や重力、浮力によって生み出されるもの」がテーマだとかで、見てもそれが何の骨なのか、そもそも骨なのかどうかもわからない。
鳥が壁に当たって死んだ瞬間がそのまま展示されていたことと、「とぐろが気持ち悪いのはどうしてだ?かっこいいじゃないか。クエスチョンマークもとぐろっぽいな」なんていう小谷氏の言葉が音声ガイドから聞こえてきたことは覚えています。


そしてまた、彫刻はなくなる。
いや、なんかもう「彫刻って何だ?三次元の無機物を削ることか?本当にそれだけ?」なんていう疑問が浮かびつつあった。
その部屋にあったのは二つのビデオ作品。
片方は、ブラウン管に映し出された殺人鬼。チェーンソーを持って、何かを一心不乱に切っている。
画面の横には、血しぶきを浴びた服とチェーンソーが展示してある。
ヴィィィィーーーンとバリバリバリバリという音がけたたましく鳴り、映像もかなり乱れていました。
実はこれは小谷氏本人で、切っているのはただの木なんです。彫刻家が木を切るということにかけて、なんだかシャレているのかもしれません。
もう一つの映像「Rompers」は、鑑賞者がヘッドホンを付けて楽しむもの。
教育テレビで流れてそうな、子供番組だった。音楽も映像も、何もかもがファンシー。
…そんなわけがなかった。よく見たらカエルみたいなキャラクターは人間の耳の形してるし、木から溢れる蜜は妙にリアルで、背景のジオラマ感とはかなりミスマッチ。
しかも木の上で歌ってる女の子、さりげなく舌を蛇みたいにビヨッ!と伸ばしてハエ食ってるし。
解説には、摂食や排泄、性的行為を示唆するとあったけれど、排泄と性的行為はちょっとよくわからなかったです。


再び彫刻らしい空間へ。
まず、小谷氏が川で拾った石が、顔のようだったので、それを模倣して大きく作成したもの。
それから、やはり天井からどろどろとぶら下がっている、塊。ただこちらは先端が床に面してました。
これは、小谷氏が子供の頃、初めて自分にイボができたときの恐怖や気持ち悪さを表わしているらしい。確かに表面がイボのようにボコボコしている。色も黄色だし。
並んで、心臓を持った裸の女性と、馬に乗って駆ける骸骨。
ふと、骸骨が刀を持っているのに気づく。刀ってことはやっぱり、日本人が作ったんだなぁ。でも日本人が作った彫刻にしてはなんだか、躍動感がありまくり。
この二つは、西洋から突然やってきた文化の彫刻に対しての違和感のようなものを表わしているんだそう。それまで日本では彫刻といえば、仏像などの偶像としての存在だったが、今はそのような内面的なものがおろそかになってはいないだろうか?という問いかけのようです。
そして最後に、ヒルが登る大きな木の幹の上で、自分の目を潰そうとしているようにも見える、祈る少女の姿がありました。
タイトルは確か「I can see all」。全てを見るためには、一度その目を閉じ、祈りを捧げる必要があるかもしれない…ってさ。
私の中での、彫刻への考えが変わっていった。


いよいよラストへ近づいていきます。
その部屋は、真っ白。壁も、作品も、真っ白。
作品は、全てが何か、オーラのようなものをまとった姿として展示されていました。
自分ともう一人の自分が近づく、ドッペルゲンガー。大きな百合の花。手からあふれ出すもの。
何かをまとった双子、何かを奏でる無数の手、口からあふれ出すもの、ユニコーンにまたがる女性の流れる何か、、
もう「何か」とか「もの」としか言いようがないですね。だから彫刻にするのかな?


そして最後、夜景がバックになる、森美術館ならではのあのフロア。
細く大きい垂れ幕に、映像が映し出されています。タイトルは、「Blood Soup Bubble Drawing」。
もう夜も更けていたので、暗闇に浮かぶ映像はとても鮮明に見えました。
シャボン玉が次から次へと現れ、はじけ、白い壁に飛び散る…鮮血。
実はこのシャボン玉には小谷氏自身の血が混ぜられており、浮遊しているときこそうっすらと色づいた美しい球体であるが、はじけたその瞬間、それは一般的に「気持ち悪い」血の飛散となるのです。
体の中を駆け巡る、生の象徴である血は、一度そこから出てしまえば、死を象徴する血となる。
そんなようなことが、解説に書いてありました。


以上で展示物は終了です。
個人的には、「Phantom Limb」「Inferno」「Blood Soup Bubble Drawing」が印象に残りました。「Phantom Limb」はポストカードがあったので買っちゃいました。


作品の数々からわかるように、全くオカルトだとか彫刻だとか、そういったイメージには当てはまらない展示でした。
普段見えないものを形にする、ということ。
それは何も木やブロンズだけではなく、映像であったり、人体の一部を用いたものであったりする。


展示会は27日の日曜日まで行われています。
森美術館の後は、静岡県立美術館、高松市美術館熊本市現代美術館、へと巡回するようです。
ぜひ一度、足を運んでみて下さい。

集団体調不良結果

ものすごく時間が経ってしまいましたが例の
集団体調不良まとめ - yamashitamの日記
について、結果を報告させていただきます。


結論から申し上げますと、確かに食中毒でした。
カンピロバクターという菌で、鶏肉の80%が汚染されているとのこと。
加熱すれば死滅するものの、生のままでの提供においては、かなり感染の可能性が高いようです。
2〜7日の潜伏機関があり、発熱と腹痛の症状があります。2〜5日で回復しますが、その後のギランバレー症候群の併発にも注意、とのこと。
レバ刺しなんかは危険極まりないらしく、そもそも店側が気を付けるのも難しいので(80%が汚染されてますし)むしろ提供するな、という認識のようです。


みんな食べてるし、グルーポン系のコースだし…ということで何も考えずに摂取してしまいましたけれど。
現に2〜7日で食べた全員が発熱、そして腹痛と、まさに典型的なカンピロバクター症を引き起こしてしまいました。
抗生物質を処方してもらった人は比較的治りが早かったようです。


一人が保健所に連絡すると、すぐにみんなのそれぞれの最寄りの保健所に連絡がいったようで
休日にも関わらず、わざわざ自宅まで応対や検査の説明にあたってくれました。保健所の職員さんには感謝します。


このとき、発熱前の1週間分の食事を記入します。twitter見たら見事に全部埋まりました。
要は、他にも同じメンバーで共通の食物を摂取していないか?の確認だそうです。
今回は私が一人違う研究室だったので、私も体調を崩している以上、かなり明らかな結果だったと思います。


検査のタイミングによっては菌が検出されなかった人もいましたが、何人か検出されたということで
お店の方に保健所から連絡がいき、お店が対処することになりました。(保健所は介入しないらしい)


まず病院での治療費を払うので、領収書を提出してほしいと。
これに関しては、振り込みが済んでいます。


それから、今後店では生ものの提供を行わないと。
営業停止ではないらしいですが、グルーポン系のコースはどうしたんでしょう。思いっきりレバーのコースですし。


まとめると、生ものには注意しましょう。特にレバ刺し。

集団体調不良まとめ

昨日の朝から、少々体調は悪かったのだ。
なんというか、体が痛い。頭痛に加えて、腕や脚全体に鈍い痛みを感じる。
範囲としては全身筋肉痛のような状態であった。


3限の実習の手伝いを終え、5限の3年生のゼミ(私含め4年以上は大抵聴講する)を研究室で待っていた。
なんだかボーッとして、眠かった。私はゼミの時間まで席で突っ伏して寝ていることにした。
ゼミの時間になった頃には、体の痛みが常に不快に感じるほどにまでなってきた。
そんな私の目に飛び込んできたツイートを、以下に示そう。



宮下先生によるツイートであるが、リンク先の画像を見て頂きたい。
これは月曜日に行われた「矢田会」(左奥、宮下研矢田先輩が参加する飲み会)の時の写真である。
主に宮下研の学生が参加する不定期なイベントであるが、他研の私もよく参加させて頂いている。


この日は、いわゆる「グルーポン系サイト」で購入したチケットを利用した。
グルーポンとは、共同購入で割引クーポンを達成させる米国のサイトだが、日本でも同様のサービスが最近増えてきている。
その割引は8割引きにのぼることもあり、twitterなどの口コミで、大きな効果が生まれているのだ。
@alue42氏が購入を提案したのは、以下のチケット。


http://pita.jp/tokyo/deals/toriyasebon/


飲み放題で1000円という、破格の値段だ。
これが今回の矢田会の場所となった。


宮下先生のアップロードした画像を見た私は、嫌な予感がした。
参加者に示された「ダウン」の文字、これが意図しているものは一体…


始めに症状が現れたのは彼女。写真で言うと、左手前になる。
どうやら高熱が出てしまったようだ。

次に症状が現れたのは矢田先輩。
腹痛が主のようである。

怪しい発言をする先輩は、右奥に座っていた。

左奥から二番目の3年生の彼も、腹部に不調を訴える。

この時は他人ごとのような、右中央に座っていた彼女。そう、この時はね…


同じ空間にいたわけだし、インフルエンザとかじゃねぇの?とも思うわけですが

それも違う様子。

なんかだめそう。

沈黙を守っていた右手前から二番目の彼も、ダウン。これが最初で最後の発言となるため、詳細は不明。


この頃、宮下先生による画像第一弾がアップロードされる。

他大からお越しになった、左中心の@hamheiさんが発言していないのはたまたまで、今も元気なようだ。

写真に不穏な空気が漂っていく。


コースには生レバーがあった。というか、ほとんどレバー料理。
もしかして…と恐怖を感じ始める一同。
そういえば@hamheiさんはレバーが苦手と言い、一切口にしていなかったことを思い出す。


私はふと、自分の研究室でも以前似たようなことがあったことを思い出した。
学校付近の焼き鳥屋に行ったメンバーが、同時に体調を崩し、高熱や下痢に襲われ、1週間ほど寝たきりになってしまったあの出来事を…
これについての発言のまとめは、以下リンク先にある。
http://togetter.com/li/33558
食べてからおよそ3日で発症…今回と同じである。
@hi_potion先輩にその旨を伝えたところ、「早く帰った方がいいよ」と勧められた。
ゼミ終了後のミーティングに参加できなかったのは残念だったが、体の痛みがひどかったため、私は帰宅することになった。

この頃、右奥から二番目の宮下研OBの方も、体調不良を訴えていた。


体調の悪い私を心配して、@masa_kurokuro先輩が付き添って送ってくれることになった。
とにかく体が痛いと言うと、額に手を当てられ「熱いよ。熱あるんじゃない?」と言われる。
各停から急行に乗り継ぎ、満員電車の中で立っている中、体調は悪化していく。
体が痛くて仕方ない、頭もガンガンする、熱くてボーッとする…
お腹が痛くなってきた、と@masa_kurokuroに訴えようとした瞬間、私の体は崩れ落ちた。


電車の床の冷たさを感じた。
@masa_kurokuroが「おい!大丈夫か!」と私の体を抱えて呼びかけている。周りの心配そうな声も聞こえた。
けれど体が動かなくて、@masa_kurokuroに抱きかかえられ「つかまれ!」と言われても、ただ五体を投げ出すことしかできなかった。
ホームのベンチに座らされ、知らない男性が私の荷物を隣に置いた。
「大丈夫?いま彼が駅員さん呼んでるからね」
後で@masa_kurokuroに聞いたのだが、正面の席に座っていたサラリーマンの男性が、わざわざ電車を降りて荷物を運んでくれたらしい。
駅員さんが来た時に後発の急行に乗っていってしまったのだが、あの男性には本当に感謝している。この場を借りて、お礼を言いたい。


その後、吐き気に襲われた。心配した駅員さんが「救急車呼びますか」と言っていた。
それから名前や住所、症状を尋ねられ、救急隊員の方には腕に取り付けた器具で何かを測られながら、同様に色々と尋ねられた。
気が遠くなりながらも、椅子のようなものから担架に乗せられ、救急車で運ばれたことは覚えている。
運ばれた病院で、同じような問答を繰り返した。
熱は、38度あった。平熱が35度台であるため、私にとってはかなりの高熱であった。
「胃腸の炎症かな。熱もそれが原因ですね。体が痛いのは、高熱のせいでしょう」
解熱剤と胃腸薬(解熱剤が胃に優しくないためらしい)を処方され、私は人生初の点滴器具の中で水滴がポタポタと落ちるのを、見つめていた。


母がはるばるタクシーで迎えに来てくれた。
1時間ほどの点滴と解熱剤のせいか、一人で歩けるほどには体調は回復した。
@masa_kurokuroを駅まで送りつつ、私は母とタクシーで帰宅した。
熱は36度8分。解熱剤の効果だろう。
風呂に入り、0時頃就寝した。


朝6時、暑さで目が覚める。
熱をはかったところ、38度5分あった。
薬を飲むために、バナナを食べた。そして就寝。


昼の12時頃、目が覚める。
熱は37度5分。ここで初めて腹痛に襲われた。
薬を飲むために、母が用意してくれたらしい雑炊を食べた。


そして今。
昨夜、私が倒れてからのtwitterの発言を以下に示そう。

そしてついに、唯一生き残っていたと思われた@alue42氏までもが。


さて、ここまでお付き合い頂いた皆さんは、どうお思いであろうか。
私はどう考えても、月曜日に行った店で出されたレバーが原因としか思えないのである。


追記(2010/10/10/21:30)
この記事を書いた直後に、@sokuze先輩から以下のような発言があった。

いま見返すと、なんとも言えない気持ちになる。


また、時期がずれていたため気付くことができなかったのだが、実は最初に体調を崩したのは@yopita_であった。
以下に火曜から水曜にかけての発言を示そう。

食事の翌日に症状が現れ、夜には38度を越えた。そして水曜日に病院へ行き、検査を受けたらしい。
処方されたのは抗生剤と整腸剤。


@alue42氏…
やばそうだったけど少しはマシになったかな?
沈黙を破ったてっててて氏。しかし依然として状況は悪いままのようだ。
彼女は一足先に回復したようだ。
出るのも早かったが、引っ込むのも早かった。
この時点では、一人無事なように見える@sokuze先輩。


ちなみに私は、熱が36度台に下がったことと、空腹&食欲に調子に乗って
モスバーガーとフライドポテト、ペペロンチーノ、ミネストローネ、スイートポテトを食べた。
量は控えめだったけれど、まだ峠を越えていなかったことを翌朝知ることになる。


翌朝…

ついに最後の一人、@sokuze先輩が発症。
改めて上記2つの発言を見ると、なんともいえない気持ちになる。


時を同じくして、私は激しい腹痛に襲われていた。
布団とトイレを往復し、腹を抱えて数時間。熱はなかったが一応地元の内科に行くことに。
「どうしてレバ刺しなんて食べたの」と言われる。そんなに危険な食べ物だったのか。
触診と問診。食中毒にしては発症が遅いし、潜伏期間があるようだから、ウィルス性の胃腸炎じゃないかとの診断。
とりあえず菌を殺す抗生剤と整腸剤、お腹の痛み止めを処方されました。一週間分です。
検査は、最寄の保健所が休日はやっていないし…と濁された。まぁ、よくあることなんだろうなぁ…


帰宅してバナナを一口食べ、薬を飲み、眠りについた。
起きると多少痛みは和らいでいたが、以前腹の調子は悪い。だるすぎて、トイレに行くのも辛いくらいだった。
まぁ朝からほとんど食べてなかったですしね…


彼も熱→腹 か。
熱は下がったよう。
試みも虚しく。
熱レベルではトップクラスじゃなかろうか。40度近いって…
ようやく食事が喉を通ったらしい彼。
私もだよ…
抗生物質を処方される人が多いみたいですね。先輩は、検査もしてくれていました。
これから峠な人
峠を越えた人
今が峠な人


と、ここで転機が。

なんと休日にも関わらず、保健所から電話があったのだという。
これに関する事柄は現在進行中であるため、結果が分かり次第報告したいと思う。


うどんと豆腐、バナナとカステラを食べて、薬を飲んで就寝。
熱は37度。解熱剤はもう飲んでいなかったので正確な値かと思われる。


@sokuze先輩が高熱タイムへ突入。


翌朝起きると、熱は36度4分。
しかし依然腹の調子は悪いままで、フラフラしながら布団とトイレを往復。


高熱。
風邪…なのか?私も最初はお腹にあまり異常はなかった。
私もおうどんにはお世話になった。
食べてない人。
進行中。
病み上がりも油断できない。


時を同じくして、風呂に入ってサッパリする私。痛み止めも飲んでいない。
ただ、体重計に乗ってショックを受けた。もともと痩せ方なのだが、2kg落ち。あとウエストが細すぎて怖かった。


元気だな。
先輩も、元気になってね。


これからの更新は、回復状況になることを祈って。
つづく。

父からの報告

ある日の午前、先に家を出た父からこんなメールが来ました。

件名:
ホームでトビが女性を襲う
本文:
9時30分頃、JR○○線△△駅の上りホームで手に封を開けたスナック菓子を持って歩いていた女性がトビに襲われた。
幸い女性に怪我はなく、被害は叩き落とされた袋からこぼれた三粒ほどのスナック菓子だけだった。
女性は「ビックリしたぁ〜」とつぶやいて、落とされたスナック菓子の袋を拾い上げると現場から立ち去った。
目撃者は「トビが女性の後方から体当たりした。お菓子目当てでしょうが、こんなところでも襲われるんですね。子供は特に気を付けないといけませんね」と興奮気味に話していた。

※目撃者=父

とりあえず「面白いからアップロードしてもいい?」と返信したところ
「いいよ〜。著作権フリーです」と言ってくれました。

2か月目

日記を10日以上さぼっていたことに気がついた。これはひどい


何をしてたかって言うと、まぁいつもどおりの週のルーチンをこなしていただけです。
なんというか、余白の時間をうまく使えなかったような気がします。


あ、6日にゼミで発表がありました。自分の番です。
とりあえず自分が中学の時にHTMLに興味を持ち、それからプログラミングに興味を持って
今の学科では見事にカリキュラム通りに育てられましたとさ、という前置きから。
それからWTPの話を相当飛ばしながらして、サンプルを少しだけ見せて
「何か自分で作ってみては」と言われていたので誰も得しないfor文生成ページを作って動かしてみたり
これからは、何をやるかを具体的に考えなくちゃいけないという話をしました。
特にお咎めもなく、叱責もなく、
「こうやって基本がわかってると、安心でしょ」と先生に言われました。確かにそうですね。


WicketMavenとjetty?を使って動かしてみたところ。quickStartってやつですね。
学内プロキシの環境下だと面倒そうなので、家でやりました。


それから奨学金、院進学の書類を書かなければいけないので
やはりいよいよ卒研について具体的なことを考えていかなければ…


今日は班のミーティングに参加させてもらって、
最後の方は先輩に現状のシステムについて、わざわざ図を書くなどして説明してもらいました。
Sakaiという統合システムの上に、いま動いているアプリケーションや問題管理・回答チェックシステムがあって
外にデータベースやインタープリタがあって…などなど。
全体像はわかったものの、個々がどのように動いていてどうすればどこがどうなるのか、
そういったところはさっぱりです。当然、そこは理解しておかないと。


よし、
Javaのe-Learningだ。
それが動けば、すごいかもしれない!というかすごい!


バラバラになっているパーツを、理解し、組み立て、使える形にするということを、私はしなければ。

ライブラリのスタックトレース

またもやスタバで、資料の仕上げ。
ソースをいちいち開かなくてもいいところについては、スクリーンキャプチャを貼りつけたりして。
今後どうするかのセクションについても、悩みながら書いて、うーん、今も悩んでいる。
夢も目標もあるけど、それを達成するための手段が具体的に選べないまま。
要は、勉強もしてるし興味領域も決まっているのだけれど、「で、自分は何するの?」って話。
卒研のタイトル、どうなるんだろう。あと9か月しかないよ。
こうして色々なところに首をつっこんで視野を広げている内に、何か思いつくといいのだけれど。


それからなんとなくコーディングしたくなったので、ちょっくら1からJSFで簡単なページを作ってみることに。
そしたらエラーがひどいのなんの。まずfacesサーブレットを通してアクセスするということを忘れているし
ページディレクティブの書き方とか、jsfに用意されたタグとかも細かいミスが多くて。
更に管理Beanを作るのを忘れて、作ったらconfigに登録するのを忘れて、バインディングして…
あぁ、あとコンバーターのタグも忘れてた。結局前のファイルを参照しながらでした。
ライブラリって便利だけど、エラーが出た時に列挙されるスタックトレースが意味不明です…


細かい話だけど、改行について。
どうも、jsfのoutputTextは勝手にタグをエスケープしてくれるらしいです。
なのでoutputText内で改行をしたい場合は、属性escapeを"false"に設定するらしい。
そうすれば管理Bean側でvalueに<BR>が含まれていても、ちゃんと改行として認識してくれます。

一冊の本を40分で

夕方スタバに行って、来週のゼミのための発表資料を作っていました。
研究の進捗状況(というか研究に関する話なら何でも)について発表するのです。同期トップバッター。
まずあのWTPの本を一冊どう説明していいやら…
一つ上の先輩達がゼミナールで半期かけてやったみたいだし、それを40分とか確実に無理です。
なるべく大事なところだけおさえて、それでいてインスタンスはなるべく使っているところをソースで見せて…うん。
あと、自分がどうしてこうなったのかという、中学の時からの話もいれる予定。いらないって言われたら飛ばしますけど。
そのまま夜は飲み会でした。